地域的に違いがある病院看護師の激務事情

病院看護師として働く道を選ぶと激務をこなすことが余儀なくされる場合が多い。病院で働くと病床があって365日、24時間の看護体制を整えなければならない影響は大きいのは確かだろう。しかし、それに加えて地域ごとに独特の事情があることも知っておくと良い。都心部の病院では高度な医療を担っていることが多く、患者数も多くて手際良く処理できなければ経営が成り立たない状況になっている場合も少なくない。

高度な医療に対応できる看護師を育て上げるために教育を行っている傾向は強いものの、それが原因で仕事をしつつ教育もうけなければならない大変さを嘆く人もいる。一方、診療報酬制度の改正によって人材の数を確保して診療報酬を少しでも増やそうという動きもあるのが確かである。都会にある大きな病院ほど財力があって新たに人材を雇える事情があるだろう。人材が増えるのならその分だけ仕事の量も増やして収益を増やさなければならないのが雇用する側の考え方であり、必然的に仕事に追われるようになりがちなのである。地方に出ると事情は変わり、逆に人材が不足しているから忙殺されるという状況ができている。

人材を確保するにもそもそも志望してくれる人がいなかったり、雇えるほどの財力がなかったりするのは切実な問題となっている。このように地域によって看護師が激務になっている理由には違いがある。しかし、いずれにしてもさらに人材を増やすことができれば解決できるものがあるのも同じである。